コンディショニング入門
こんにちは、今回はコンディショニングについてのお話です。
別に自分みたいな一般人には必要ないでしょとか思ってる方にこそ読んでいただきたい。むしろこういったサービス、取り組みが当たり前になることを願っています。
まずは入門編として
①コンディショニングとはなんなのか
②コンディショニングのための要素
③コンディショニングの方法
【①コンディショニングとはなんなのか】
アスレティックトレーナーからみたコンディショニングの定義
公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニングではこのように書かれています。
「ピークパフォーマンスの発揮に必要なすべての要因をある目的に向かって望ましい状況に整えること。」
少し難しい言い回しですが、簡単に言うと設定した目的・目標を達成するための準備プロセスと言えます。パフォーマンスの向上や傷害の予防なんかがそうですね。
みなさんもこれまで学校や部活動、仕事で何か目的を持ってやっていたり目標を立てて取り組んでいたのではないでしょうか。
我々アスレティックトレーナーはそのコンディショニングをサポートしています。
ただ闇雲にこれがいいだろうとかこれがいいって聞いたことがある程度の情報で取り組むのではなく、「何をするか」「何をしないか」を要素分解して見極めていくのです。
【②コンディショニングのための要素】
いざコンディショニングを行おうにも今何をするべきなのかがわからないのでは逆にコンディションを崩してしまう可能性もあります。まずはこの後にお伝えする3要素に注目にて今何を改善した方がいいのか、何をしたらいいのかを見つけてみましょう。
要素①
身体的因子→自分の身体に関係すること
筋力・柔軟性・関節不安定性・姿勢・身体組成(体重、体脂肪、除脂肪体重など)・技術・疲労など
要素②
環境的因子→身の回りの状態に関係すること
外気温・高地・時差・航空機内・食事・用具・グラウンドの種類・睡眠など
要素③
心因的因子→精神状態に関係すること
対人関係・ストレスなど
ここではそれぞれの要素については細かく説明しません。いつか別の投稿で触れていきたいと思います。
ひとまず上記の要素に対して自分が置かれている状況を踏まえて整えていきましょう。
【③コンディショニングの方法】
ここまでコンディショニングという言葉の理解、コンディショニングのための要素分解について話していきました。
ここからはどのようにしてコンディショニングをしていくか、について触れていきます。
プロのアスリートやお金のあるスポーツチームがやってることでしょ、とはならないように。画期的な方法などはなく、身の回りにあるもので十分取り組めます。
月額制ジムでの筋トレ・パーソナルトレーニング・ストレッチ・鍼灸・ピラティス・マッサージ・ヨガなど
何事もそれぞれに長所・短所があり、目的がありそれらの域を超える効果はないですがそこで何を得るかが明確であればあなたの選択した方法が最適であると結果が教えてくれます。
「コンディショニングで健康習慣を」
ではまた。